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出張お手入れに清水町まで

こんにちは  

 

嫌な感じでした  成績が悪く「お前はもういいわ」って言われて無職になりました  すごく悲しくて自分には価値がないんだ もういらないんだ って落ち込みました

 

でもすぐに、「よし今はもうフリーなんだからバリバリやるぞ」って奮起したんです  

 

っていう夢  覚めてから「あっ俺 自営業だった 誰にクビにされることもないや」って安心しました  それにしても相変わらずの前向きだ  ものの数分で次の仕事のこと考えてたもんな~    

 

さてさて日曜日は久々の出張へ 

 

 

こんな時期に着物屋が活動しているの? と思われるかもしれませんが実は動いています  そんなにご来店もないから安全です  でもしっかり対策はしています  

 

まあまあ、お電話をいただいています  僕も不思議でしたが、ニトリのニュースを見て納得

 

ステイホーム推奨 → 家にいる時間に片付けをする → 断捨離をする → とうとう着物の判別に → お母さんの着物どういうものかわからない → 当店に電話をいただく  という流れ

 

着物は難しいから無造作に扱うわけにもいきませんものね  お宝もあるかもしれません

 

今回の出張は前々からご相談を受けていた方のもとへ  朝、7時過ぎに出発  連休中の高速は割引が適用にならないと通達されていたので、空いているだろうと予測していました  日曜日にしては空いているかな

 

今回の出張は車でしたが、楽しみにしていました  僕はドライブが好きです  いつもなら腰が痛くなるからしんどかったけど、最近腰につけている秘密道具のおかげで、調子はすこぶる良い  これは本当にすごい

 

アンド スマホに録音したラジオの数々  そして最近手に入れた ブルートゥース受信機  これが活躍するドライブはいつもの1.5倍は楽しい(はず)   車のオーディオにブルートゥースがついていないので、スマホの音源はスマホから聴くことしかできませんでしたが、この受信機を使うとちゃんと車のスピーカーから流れる   楽しくないわけがない!

 

文明の利器を推奨することはないけれど 科学的な文化が良いとは思わないけど  目に見えない無線もアプリもごいな  

 

とりためたラジオも音楽も全部聴けちゃう  いいねこれ  誰かに自慢したい  だからここで書きます   でも結局楽しめなかった 高速で雨だったので、声の低いリリーさんのラジオは聴けなかった(聞こえなかった)  またの機会に満喫しよう

 

道中のドライブインはお休み  仕方ないか  コーヒーくらい買いたかったけど・・・

そして清水町へ到着 帯広から30kmほど手前にある町  何が有名かというとB級グルメ 「牛玉ステーキ丼」で北海道で1位を獲得しているそう

 

でも今時期はやってないだろうな~ とあまり気にはしていませんでした  何かどこかで買い食いでいいや とあきらめていたんです

 

お客様宅に到着  すごく素敵な家 玄関にはアルコールまで設置  これは今回のコロナの問題前から常備されていたそう  なんと先見の明がある家主さんでしょう  天井も高くて高くて

 

 

今回はご実家を処分されるということで、着物が好きだった母のものを見てほしい というご要望でした  いつもどんなものがあるか 楽しみなのです   僕が業界に入る前に流行ったものもあるだろうし、初めて見るものもあるだろうし  わからないものは戻ってから調べなおすのですが、知るきっかけにはなるんですよね  それも勉強になる

 

桐の衣装箱がたくさん かなりの量です  1箱に4~5枚は入っているから 

 

立派なタンスもあります

 

一緒に見ながら、確認していきます

 

タンス拝見で皆さんがお知りになりたいのは

・用途

・コーディネート

・質や価値

・今着られるかどうか

 

という点だと思います 

 

そんなこんなで一緒に確認をしていきます  小紋と紬、塩沢と大島が多く本当に着物がお好きだったことがわかりました  しかも毎回きれいにお手入れをされていたようで汚れているものはほとんどなし   残念ながらしつけがついたままのものもありましたが・・

 

 

桐の衣装ケースには喪服 とか 留袖 とか 書いていました  奥の奥に 「上布」と書かれたものを発見  上布は八重山や宮古、能登 など有名な織物があり、まさに上等な布のことです  これはワクワクしないわけがありません

 

 

はやくその桐箱にいきたい という衝動を抑えつつドキドキを隠しながらひとつひとつ確認をしてきます  

 

そしてようやくその箱へ  まずは上等な大島紬 さきほどまでのとはレベルが違う細かさ 明らかに9マルキ  すごいのって15とか18じゃないの? という方もいらっしゃいますが、当時の最高峰は12マルキです  意見はそれぞれですが、最も細かくそして着やすいのは12マルキまでという方も多いです

 

15以上になると細かさゆえに糸が細い 反物の幅は一定なのでより糸が細くなるわけです  転んだ 引っかけた という際には、かなり心配になるレベルの糸の細かさ

 

9マルキ これは細かさも丈夫さもピカイチ しかも当時のものですから金額的にも相当なものです  これがまず2枚  どこにお宝はあるのか  どこだ と思いながら見ていきます

 

すると いかにもな着物を発見  

そこでお伝えしてあとからがっかりされることを懸念して言いませんでしたが、きっとそうかな と思っていました

 

これは9割以上の確率で 芭蕉布 当店でも織物展をするときに、ゲスト的な感覚で持ってきてもらうことがありますが、着ている人、持っている人は初めてです   Kさん大切にしてくださいね♪

 

 

続く