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さきに染める

さきに染める

業界では 商品を判別するときに染めか織りか   と聞きます

 

染めは 糸を織って反物状にしたあとに染めたもの  

織りは 糸を染めてから反物にしたもの

 

染めものに刺繍をしたり、 織りものに染めをしたりとそれだけの行程で終わらないきものも多数ありますが、これがひとつの基準となります

 

その中で「染め」 といえば加賀友禅 

「織り」 といえば大島紬 や 結城紬

 

結城紬と比較されることも多い大島紬ですがその緻密さからゴブラン織、ペルシャ絨毯と並び世界3大織物とされています  

 

実は 彩蔵は昨年 本場奄美大島紬協同組合から感謝状をいただきました → こちら

頂いたということに対する感謝もあり北海道でもっと大島紬を普及させようと頑張りたいのです

 

しかしながらやはり高価な大島紬は敬遠されることも多いきものです  何度か奄美大島の工房を訪ねたことがありますが、その工程の大変さは言葉で表現するにはあまりに簡単になってしまいます   作られているところを見学して思うのは、ついているその価格以上に手間がかかっている ということ   職人さんの仕事を時給換算すると3~4百円 だという話もありそうです

 

ですから直接見ていただきたいです

 

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龍郷柄の白大島  南国の植物ソテツの葉とハブを図案化したものとされ大島の代表的な柄です

ソテツの葉を頭に巻いて踊るのが楽しいんです  これは奄美に行ったらわかります

 

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彩総絣 という特殊な大島  まるで染めを施しているかのようなきれいな柄づけです

経糸すべてに絣糸を用いるため大変難しく希少  柄に奥行がでます

 

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種類の判定に難しい大島でもこれは見たらすぐにわかる「割り込み」

極難しいため織れる職人が限られ大変珍しい大島です

立体的に見えるのが特徴

 

これらのほかにもおしゃれで珍しいものが彩蔵に集まります

2/26(金) ・ 27(土) ・ 28(日) の3日間開催

 

ぜひ見にいらして下さい♪

 

そういえば最近は大島着ていない  新しいものから着てしまう  それが人情です

着る機会を増やせばいいのですけど

 

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