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ほほえましいお客様

ほほえましいお客様

こんにちは  相変わらず毎日眠いです  とくにお昼ご飯のあとはいつも戦いです  胃を満たせば満たすほどに眠くなるのは、食物を消化するために体の血やエネルギーは胃に集まっているからだそうです   消化に使うエネルギーはマラソンと同じくらい だとか 

 

だから眠いのは当然 だからそれに抗うのは無駄  だから目をつむります  ほんの1・2分  食後の昼寝は午後の仕事の効率を上げる とかって何かでやっていたました  それを取り入れたい・・  「はい 当社では昼食後に昼寝を取り入れており、それによって皆午後の動きがよいんです」とかテレビで言ってみたい  皆というほどスタッフはいませんけど

 

さて、3連休の初日の土曜日  今日はお客様少ないかな と勝手に予想していました  ですからぎりぎりの出社にしたのです  朝から2件まわって用事を済ませてきて  そうしたら10:30からご来店  問屋さん  ご来店 ご来店 ご来店 と行きつく暇もなく

 

その中であるお客様  ご夫婦と7歳のお嬢様の3人でご来店  七五三で着られたきもののお手入れのご相談でした  1回しか着ていないが、丸洗いなどのタイミングはどのようにしたらよいか ということが主の疑問でした

 

普段から着られる方は3~4回着て出される方が多く、礼装の機会として結婚式や入卒など、近々着られる予定がない方は長期保管する前に念のためにお手入れをする方がほとんどです

 

その旨を説明し、今回は丸洗いをすることにしました  その流れの中で、お母さまはもちろん、ご主人、お嬢様まで話に参加するという 家族参加のご相談  きものって礼装の場合は自分のためではなくて家族のため親戚のため招いてくれた方のためと、自分以外のために着るものです  先日もお嬢様の友人の結婚式に代理で出るお母さまはやはりきもので参加予定とのことでした

 

そういうきものを家族で相談して決める というのはとても意味のあることだと思います  親戚の結婚式に行くのに「お母さん あの訪問着着たら」 なんて会話できる家族って素敵です

 

そのご家族もお嬢さんまでユカタを汚した経緯を話してくれて 新たに購入を考えていた草履に対してご主人も会話に入り、お嬢様は履いてみて  と家族皆で考えて。。。

 

お近くにお住まいなこちらお客様は、お母さまおひとりで来店することに躊躇いがあったそうです  「敷居が高い」と たしかにきもの屋に一人で堂々と入ってくるのは多少の勇気がいると思います  ぼくも生まれて初めて美容室に入ったときは緊張した  ぼくらが子供のときは男は床屋って決まっていたので

 

それでご家族で来られたそうです(ご主人は重たいきものを持ってもらうためにも)  何かほっこりとした時間  ご家族できものの話ができる関係っていい  お母さま お嬢様 お孫様 と永いお付き合いができるお店を目指したいです  敷居が高いな と思われる方は一度だけ勇気を出して入店してみてください  次回からは入りやすくなると思います

 

さて、来週は待ちに待った 人間国宝の江戸小紋展が開催  5月の伊勢志摩サミットで毎日のように取り上げられていた「伊勢の型紙」 このときは世界各国から来た外国のマスコミの人たちに衝撃を与えたそうです  この緻密な作業からなされる型紙の技術はまさに日本を代表するもので、おそらく世界では日本以上に盛り上がっております

 

その江戸小紋たちを彩蔵に集めます  基本的な疑問ですが、人間国宝 とは? というところから

 

文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者 にあてられるのが人間国宝 といわれます  無形文化財とかその技術 になります  そこで今回の技術は 小紋を染める際に使用する型  それを彫る技術が文化財として認定されており、その職人たちの残した型を使用した江戸小紋たち

 

江戸小紋は一時ブームとなり、「何はなくとも江戸小紋」 なんていう言葉までうまれました  紋をつけてお仕立てすれば礼装着 結婚式 入卒 色によっては喪のときまで  紋を入れなければカジュアル着として楽しめる という万能なきものです

 

しかし、流行りのせいもあり、機械捺染(なっせん)といわれるプリントの江戸小紋も多く出回りました  それが悪いのではなく、それをいかにも手染めのように販売するところも増え、価格のバランスが崩れてしまったのです

 

良い型を使って苦労して染めても、手のかかっていないものと価格だけで比べられて販売されてしまう ということも多いようです  そこで最近、手染めをしていないものと手染めをしているものとを明確にしていこう という運動もおこっているようです

 

開催当日は 伝統工芸士の岡崎氏をお迎えして本物の江戸小紋についてお話もいただきます

岡崎氏

そして 伊勢の型紙とは どういうものなのか これを体験していただきます

 

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型紙に実際に彫刻刀で彫ってもらうこともできます 参加費 500円  これはしおりとしてお持ち帰りいただけます

 

これを体験すると手彫り・手染めの江戸小紋が相当な作業から成ることがわかります  おそらく多くの方がお持ちの江戸小紋をもっと大切にされるのではないかな と

 

10月15(土)~17(月)で開催します  ・11;00  ・14:00  ・17:00 で毎日型紙体験がありますのでご予約の上、ご来店ください

 

Tel 011-614-0222  まで

 

それにしても感謝祭(テレビ番組)の土屋太鳳ちゃんは頑張ってた  女優があそこまで本気で走る姿はとても見応えがあった  根性がある  今後も応援したくなる  そんな走りでした  あのドラマ視ようかな IQ256

 

 

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