ようやく終わりまして
20度近くの気温が出たと思ったら吹雪になる という怪しい天候も過ぎ、やっとこさ春です
季節外れの天候は、「北極の方から最大の冷気がおりてきているので・・」 など天気予報で解説されると そうなんだなあ と納得 季節外れの雪も 夏日も すぐにそうなんだなあ と思わされてしまう でもきっとその冷気や暖気に覆われることが不思議なことなんでしょう だって昔はなかったのですから 慣れは怖いです
4月なのに吹雪 という先週は函館に行っておりました 凾館で着付け教室開講のため2泊3日で出張 そこで懐かしい生徒さん 新たな生徒さんとお話しすることができました 凾館でも彩蔵の教室が大きくなりつつあることを実感してきました
凾館にも中級 上級レベルの生徒さんがおります そこで先生と相談し、夏のパーティー開催を検討しています 夏ものを持っている方が意外にも多いこと また夏ものを持っていない方にもその良さを知っていただきたい という想いからです
凾館のあとは、札幌でももっとも開講日の遅い上級 土曜コースが開講しました さすがの着こなしですが、ほかのクラスと違うのは意気込みでした おひとりおひとりに発言をしていただきましたが、上級コースであることがその言葉の節々からにじみ出ていました
ほとんどが初級からスタートした皆さま これからいろいろなところでこの着こなしをされると思うとワクワクします
さて、朝から雨になった札幌 久々の悪天候に通行人も少なめです 風も強いのでこういうときは傘よりもカッパがいいですね きものでいうと雨コートです 長コート、つまり長めに作るのですが、長さの好みはひとそれぞれ
ぎりぎりの長さなら、草履を脱いで畳から1センチ位の長さ これだときものと同じ長さですので、きものが雨に濡れることは少ないです しかし、階段などを上がるときに踏んでしまう可能性が出てきます
それを回避するためにもう1センチ短くする方もいらっしゃいます 畳から2センチ位の長さにします きものよりも多少短くなりますが、踏んづけてしまうことは少なくなります
どちらも半々なので何ともいえませんが微妙なところにもこだわりたいものです ちなみに当店の主任講師 門馬はぎりぎりの長さをおすすめ致します
雨コートはそれ用の素材もありますが、凝る方なら大島紬で作られたりもされます 大島紬は水に強い ということもあり、機械織のそこまで高価ではないものもおすすめです
雨のとき 雪のとき 天候が悪い時こそ好きな雨具(防寒具)を着られると気持ちが高まります
足元にも気を使いたいところですが雨草履はあまりおしゃれなものがありません いえ、ありませんでした 彩蔵でいつもおいていたものは
このようなシンプルなもの 味気ない と言われてしまいそうですが、どんなきものにもあわせやすい という意味では間違いありません
そして
先日、和小物さくら さんで仕入れてきた雨草履 色がいい 台の素材は帆布ですので水濡れにも傷にも強いのです
この色もいい
裏にしっかりと滑り止めがついているので、雪の降り始め、融け始めからなくなるまで そして雨の日 雨の日の地下街の滑りやすいタイル などで活躍します
巻き(草履の横部分)がコルクなのですが、水が浸入しないようになんどもコーティングを重ねております
こういうおしゃれな雨草履でお出かけすると楽しいですね
今週末は 大島紬展です 珍しいもの が満載です 詳しくはまたご紹介いたします(まだ入荷していませんので)