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勝てないまでも

勝てないまでも

昨日は定休日でした  日中しっかりと体を休めたせいもあってか夜眠れずに4時くらいまで寝付けませんでした  昔はそんなことなかったのに寝るのにも体力を使う ということは本当でした

 

目が覚めているからといって日中のように有意義に時間を使えるわけではありません 静かにできることは限られています  瞑想とか逆立ちとか部屋をコロコロとか(髪の毛とかとるテープの)  毎日寝ているんだからたまにはそんなことがあってもいいのかもしれませんが、翌日の日中が心配(今ブログを書きながら体はだるいです)

 

さて、全然関係のないはなし

 

物事には勝ち負けがあります  ルールがあればそれは明確だけれど、ない場合は心の持ちようだと思います 今日は3回ほどの勝負がありました  やるからには勝ちたい  ぼくは負けてもあまり悔しくないのですが、負けて嫌な気持ちをするのは回避したい  惨めとかではないただただ嫌な気持ち

 

朝、車で出勤するとき車内があまりに暑いためクーラーをかけ、窓を少し開けました  涼しくなったところで乗り込むと運転席側の窓に汁  10㎝ほど縦に  そしてその先端には丸く白い5mmほどの塊

 

クモでした  クモは嫌い 特に死んだクモ 汁が出ていたりつぶされたクモは大嫌い  負け

 

店に到着してまずすることはクーラーをつけること  それは入口から奥に進まなくてはなりません  クーラーをつけてデスクで仕事にかかろうとすると床に黄緑の物体が落ちていることに気づく

 

長細い物体  動いているようには見えない  近づくまでもなく青虫だとわかる  はぁ~  今日で2回目の虫騒ぎ

 

紙を適度な大きさにやぶく  長いと操作が難しい  短いとそれを使う意味がない  感触は無し 絶対無しにしたい

 

紙で捕獲を試みる  つんつんしてみる 動かない  どうやら死んでいるよう  死んでる虫は嫌い  柔らかいこの虫が死ぬ一番の理由は踏まれたこと  結構な確率で自分で踏んだかもしれないことは言うまでもなし

 

なかなか紙に乗ってくれない 生きていれば相手から乗ってくれることもある  というか大半はそのように誘導する  これは虫嫌いのぼくの会得している技だと思う  しかしこのとき最も気を付けなくてはならないのは、持っている側の先端まで進んでこないか(持ち手のこと)  これが注意  もし手にでも登ろうものなら大惨事だから

 

今回は死んでいるのでその心配がないものの、なかなか乗らない  下手すると飛んで行ってしまう ピーンって紙ではじていしまう

 

なんとか乗せることに成功  ただ歩く振動で落としてしまうといけません  最悪自分で踏んでしまうことも  死んでいる虫 < つぶれた虫 だから

 

慎重に歩く  そして落とさないように虫から目を離してはいけない  でも虫を見続けるのは虫嫌いには厳しい時間  視力が悪ければいいのに・・  と思った瞬間 新たな技を開発しました

 

目を細めて自らの視力を落とす技  なんとな~くの輪郭が見えるけど細部までは見えない  これは最高の技です  これによって引き分け  よしっ

 

そして最後 Mちゃんが蚊を確認  本当なら店内に蚊がいても無視するのですが、言われたからにはそうするわけにもいかず  退治することに

 

蚊は虫の中では戦えるレベルなので応戦しました  1mほどのさしの先端にガムテープでぐるぐる巻きにして昔でいうトリモチ的な道具を作る  止まっている壁にそ~っと近づき  そのガムテープでつけて採る という作戦

 

それはものの5分で退治できました  勝ち  蚊はつぶれても死んでても大丈夫なのです  たぶん薄っぺらいから

 

今回の3ラウンドは1勝1敗1引き分け  なかなかの好成績でした  実はこのほかに1つ無効試合がありました  店を出たすぐのところに芋虫がいたのです  やつは生きていて少しずつ動いています  そしてその進行方向には当店があるのです  このまま進むと自動ドアの設置してある台にあたる  そしてそれを乗り越えてくる

 

やつらは足が吸盤になっていて直角の壁すらも登ってくるのです  店内に侵入することもある またそうしなくても自動ドアを開けた途端にぼくが踏んでしまうことも  とにかく潰れた虫が嫌いなのです  汁が嫌

 

この日、店に出入りする際  何度か確認はしていました  まだここだから大丈夫  よしまだ大丈夫 と

 

できれば方向を転換してほかに行ってくれないだろうか とか 何ならだれかに成敗されてくれないだろうか とか(鳥とか もっと大きな虫とかに)  

 

外から帰ってきたときに ちょっと気を抜いてしまいました  ぼくはやつがさっきそこにいた場所を通って店内に入ってしまったのです  でも振り返ることはしませんでした  もし潰れていたら嫌だし  見ない 気にしないことが一番の方法だとぼくは知っていました  世間には知らなくてもよいことがあります  きっとそういうことの方が多いのかもしれません

 

週末は和小物 さくら 展  次回は少しだけ入ってきた小物を紹介します

 

31(月)は函館でのパーティーのためお店は休みです  よろしくお願いします

 

 

 

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