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訪問着に紋を入れるか入れないか

訪問着に紋を入れるか入れないか

2019年がスタートして着付けのご依頼を多く受けています  春の入学式、卒業式、結婚式、普段着としてもあります  少しずつ着物を着る方が増えてきているでしょうか

 

彩蔵では昨年から積極的に着付けも行うようにしてきております  ヘアセットも同時にできることと、その方にあわせた着付けがよい と感想をいただいております       着てみようかなと検討されている方は気軽にお問合せください   Tel 011-614-0222  訪問着ー5400円 留袖・振袖ー7560円です

 

 

この時期は着付けのご依頼とともに、着物のお手入れのご相談も承ることが増えます  せっかくの着物なのだからきれいに着たい、汚れを落としたい、シワをきれいにしたい、寸法を直したい、など皆様思い入れがあります

 

 

汚れを落とす方法はいくつかあります  丸洗い、染み抜き、洗い張りとその汚れに応じてする作業が変わります

 

全体的な薄めの汚れ(塵)や油性の汚れは丸洗い、水性の汚れは染み抜き、全体の汚れは洗い張り と簡単に分けるとこうです  職人さんの工賃として染み抜きは一か所いくら というような大体の価格があります   全体に汚れがある場合は洗い張りをおすすめします  数か所に染みがあったときはその方が安上がりです ※染み抜きをしないととれない汚れもあります

 

 

 

そして寸法を直したい方にも一石二鳥です  それと八掛や胴裏を交換するにも一緒に行った方が手間がかからないので   というのは袖口の汚れはほとんどが八掛の部分で、場合によってはきれいに落ちないこともあります  主婦の方は誰もが経験のある ワイシャツの袖や衿の汚れ  これが頑固になると落ちないのと同じです  古いきものや生地の弱まったものだと染み抜きに耐えられないこともあります  そういう時には交換するのも手です

 

 

洗い張りのときたまに紋の話になることもあります 紋を入れるか入れないか

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元々入っている抜き紋あれば残すか消すか  なのですが、それができるのは色無地です  色無地であれば、紋の入っている見頃の前後を交換して隠すことができます  訪問着、附下、色留(通常は入れたまま)は柄の問題があってそれはできません

 

 

逆に訪問着や附下を仕立て直すときは、紋を入れようか というご相談もあります  がこれは柄の問題があれば入れることはできます  が、あまりおすすめはしていません

 

訪問着や附下はそれだけで略礼装という格式であり、紋をつけたことでそれがさらに高まる とはならないので、その分、時間と費用がかかってしまうからです

 

色無地の場合は、入れれば訪問着と同格  入れなければカジュアル と着用することができます  以前は入れた方も多かったようですが、今は入れることを推奨していません  せっかくならカジュアルで着てもらいたいからです

 

礼装の場で着る場面はそれほど多くはないので、できるだけどちらでも着られる仕様がおすすめです

 

 

 

 

 

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