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竹の繊維の着物への思い②

竹の繊維の着物への思い②

前回の続き

竹の繊維で糸を作り、絹糸と一緒に織り上げて染めてみたところ  同じように染まらないという  バランスが悪くて商品にならない

色々と試してみるがやっぱりうまくいかない  納得がいかない  製品化するのは誰が見ても正規の商品と思ってもらわなければいけないのは当然  

ある日、畳におかれた試作品を見た業者が「これ、面白い生地だね」と   同じに染まらないところが面白いというのである  

そうか、何も絹と同じに染まる必要はないのだ

発送の転換である あとはバランスだけ

柄糸にバンブー糸を使う 経糸の絹糸を竹酢液で染めてから織り上げ、染めてみる・・  

それは今までに類をみない素敵なものに染めあがったのである

地球環境にやさしく、体にやさしい、心やすらぐ着物と帯の誕生であった

さらに若い感性で糸や生地という素材だけでなく、柄・文様にもこだわって作った  竹取物語、かぐや姫、竹をイメージしてロマンあふれるオリジナル図案の着物や帯を「竹姫」と名付け発表した

発売以来、全国各地の着物好きから「着崩れしなくて着やすい」「ムレなくてサラッとしている」、また柄を見て「え~っ 面白い」「夢があってついつい人に話したくなる」とうれしい反応が次々に上がった

3代目直人氏は現在、日々忙しく、全国の百貨店や呉服専門店で竹姫店を開催ししています  竹の糸を使って、夢と洒落のきいた柄の着物や帯  そして熱意のこもった直人氏の話を聞いて、「やっぱり来てよかった」との声が多く上がっています

今回、札幌・函館に直人氏が来場します  直人氏と会ってそのお話を聞いていただければ幸いです  

札幌では 5月23(木)午後~26(日)15:30 まで来場しておりますのでぜひ遊びにいらしてください

竹の繊維を使用した色無地も特価で販売致します 

 

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