おおば展 が終わりまして
3月中旬までゆったりとした毎日が続いていたのに、急に忙しくなりました 着付け教室の募集に始まり、京都出張、おおばの帯展、教室開講、そしてまた新たな企画の準備
忙しいのか、気が急いているだけなのか眠気がおさまりません 春だからかもしれない 夜なんかご飯食べなくても寝れるくらい 自律神経の関係かもしれないので太陽にあたって戻さなければ
さて、先日までおおばの帯展を開催しておりました
昨年には見ていない帯が多数ありました 「彩蔵は同じ帯を売らないようにしているから」と 作ってきてくれたそうです おおば社長は一年がかりで準備してくれたのでした こういう心遣いはとてもうれしいです ふつうはどこも自社優先になります
個人的に好きな帯 生絹 という名前の帯です 「なまぎぬ」 と読んでいたのですが、「すずし」というそうです 当て字ではなく、古い文献にそう残っているそう
生地がさらさらしていて、しょうざんのようにセリシンを残してあるから出せる風合い この質感が単衣も可能にしています ※セリシン -- 絹についているタンパク質 通常はこれを落としてしなやかにします この工程を精錬といいます
このようなきれいな原色系の帯もありました パーティーなどにとても映える色合いです
そして昨年、社長が来年は作ってくるよ と言われていたもの 実はすっかり忘れていました
お召 写真ではわかりづらいのですが、光沢が強い 緞子という織り方です 緞子は経糸が多く表面に出てくるので、良質な経糸でないといけないそうです
Tさまに来ていただいた様子 見る角度で光沢の出具合が変わります 着てみるとそこまで光沢感が出ずステキでした
優しい色目のものも
いつも店内がおおばの帯で溢れていたらいいのに と思いつつ終了 でも名古屋帯は在庫として買ってありますよ
今年は年度末に月末という日程で来られなかった方もいらっしゃいました ご注文はいつでもお受けできますので気軽にお問合せください 来年も開催します♪