なつに着るもの
7月はゆったりと時間が経過しています ひとはルーティーンなときには時間が速く 発見があるときはゆっくりと感じるようです きっと、頭を使うか そうではないかの違いなんだろうな と思います
まわりに流されがちなぼくは忙しくないのをいいことに、いつもと同じようなことしかしていないんだろう とはいえそろそろ秋の準備もしないといけない時期 広告の打ち合わせなども少しずついれております
そして、これからはまた忙しくなってきます 1大イベントの函館のパーティーがあります 春からスタートした着付け教室のパーティーです 人数は多くはありませんが、開店5年目にして札幌以外の地区で始めた函館 新しいことにチャレンジする これにこそ意味があります
会場は
湯の川にある海に面したホテル 天気がよければ青森が見える らしいです 前面ガラス張り ロケーションは最高です 夜ならイカ釣り漁船の明かりがきれいでしょう これから期を重ねる毎に少しずつでもきもの仲間が増えたら嬉しいです 会場も大きくしていけたら・・・ 7月31日 参加される皆さまは楽しみにお待ちください♪
そして本日決定 札幌では9月3日にパーティーが決定しました 単衣でも夏ものでも参加できるようにこの時期を選びました 料理と会場に定評があるホテルです 誕生月は6~8月の方 該当する方も該当しない方もぜひご参加くださいね
そして今週末は 履物職人が来場 草履・下駄に困ったこと 聞きたいこと どこで購入したものでも、譲り受けたものでも なんでもお持ちください
気前のよい職人は鼻緒の調整を1足無料にて承ります 当日は草履・下駄・鼻緒を大量に持ってきてくれます これもお楽しみに 下駄はこれからの時期活躍します
下駄を履く浴衣はハードルが低い 普段きものを着ている方でさえ、薄もの(夏もの)になると「着ないわ」という方が増えます いろいろな言葉で説得を試みるものの、それよりも実感してもらうのが一番
というわけで先日の夏きもの美人さんをご紹介
Nさま 習いものの帰りに寄ってくださいました ぼくもとても楽しみにしていたきもの
加賀友禅の夏ものです 大変珍しいものです メーカーで塵除けコートは作っていても夏ものは年間数枚しか作られないほど 加賀友禅は裏地にもこだわりがあるので、袷で作られる方がほとんど そういう意味もあってか単衣や夏ものにお目にかかるのは機会は少ないのです
袖口に輪のように柄
脇に縦に柄 という「これぞ訪問着」という柄付けではないところがおしゃれです 着る機会を多くつくれる訪問着です
Nさまがいらしたときに来店されたほかのお客様 Nさまが帰ったあとその後ろ姿をずっと見ていました 百聞よりも一見ですね このような夏きものをすてきに着られている方が増えるとどんどんきものファンも増えていくでしょう
夏ものをお持ちの皆さまにぜひお願いしたいです