ウニを食べに行くドレスコード
出会いとは大切なもので、そこから企画がうまれることもあります
春にお知り合いになった方がいます 関西で会社を運営しながら、一人積丹へ来て民泊を開店しつつ、農業もしている異色の社長さん もうそれだけで、十分興味津々 今は、現地の漁師さんとも仲良くなり、現地で穫れた魚介類を直接販売できるようなお手伝いもしているという
その方はもともとお世話になっている小物屋さんの息子さんということもあり、5月に会いに行ってきました そこで漁師さんともお会いし小女子やさくらますをご馳走になり・・・
で、8月に皆で積丹へ行こう! と決定 積丹は魚介類はなんでもおいしい でもこの時期の積丹といえばウニ これは世界ブランドです
僕は北海道出身ですが、どこの何がおいしいという情報に疎く、あまりこだわりがなかった時代を長く過ごしてきました そもそも食べ比べをしないとそんなに味はわからないだろう と
これはグルメな人には怒られる話
この店をはじめるようになってから少しずつ、いろいろなお話を聞いたり、食べたりと機会とともに知識もちょっとずつ そんな僕がちょっと驚きました 美味しい基準を今と違った観点から知ることになったのが数か月前
円山で人気のお寿司屋さんに行ったときのこと 大将が「今時期なら~産のウニが世界一おいしい」と
それは単なる知識でしかありませんが、「どこ産がおいしいかというのは、その海の水が飲めるかということ」と大将が言われました そこの生物を食べるならその生活環境はとても大事です
農作物だって車がビュンビュン走る幹線の脇の畑よりも田舎ののどかなところがいい これは地方へ車で行くときにいつも思う
海産物だって同じ 生きているものをさばいてその場で食べるのが一番新鮮だと考えていたぼく 寸前まで生きている ということは海で食べるか生け簀しかないけど、じゃあその生け簀がどれだけ清潔なのか
そこまで考えたことなかったな~
もし豚であれば 大きな農場で放牧されているのと、小さく清潔ではない場所でいつ食べられるかわかならないという恐怖のなかで待っている豚さんは、ストレス度合いが全然違うはず
きっとストレスがないほうがおいしいに決まっています ここまでかみ砕いてしまうと本当に食事を摂るということは適当ではいけない気がします
さて、海産物を食べるならその海の状況も知っておきたいところ きれいな海こそおいしいウニが穫れるはず 積丹はきれいなブルーが有名な海 それならおいしいでしょう それは間違いないよね
ってことで朝から浴衣や夏きものでおしゃれをした皆様と積丹へGO
まずは島武意海岸(しまむい)へ ここは駐車場からあまり歩くこともなく、きれいな積丹の海を堪能できるスポットです
その駐車場へ行くのには坂道を超えていく必要がありました その急な斜面がとにかく混んでいる とにかく混んでいる 分速1mくらいの感じ
どんどん時間は過ぎる 12:30 予定を30分超えて坂道を待つ 全然進まない 時計を見ながら焦る で引き返すことに まずはウニだぁ~
こちらは食堂ではありません ウニ丼屋さんではないのです 民泊で貸し切りご接待 この時期の積丹ではこんなにユッタリはありえません どこも激混みですので
座って待っていると 注文していないものが運ばれてきました ぶりの切り身です
正直、ぶりは苦手なほうでした 理由はわからないけど、お寿司でも自分では食べない だけど、ここで食べたぶりはおいしかった 厚切りで贅沢でした
そしてそして
きたぁ~ ウニ丼 ウニの量がすごい 2段? 2段なの? という感じ 積丹にウニを食べに来たことがある方曰く 他の店ならこんなにウニの量ないよ! しかもご飯がすし飯で手がかかっている と
喜びの表情♪ 踊っている方もいました 近々、ユーチューブにアップしますのでご覧ください
YouTube「円山 彩蔵」で検索ください
その後、まったりしながら漁師さんによる「解体ショー」を見て、積丹で撮影 (これも動画で)
奥に見えるのは宝島 なんとも夢のある島
皆さんの後ろには海岸があり、海水浴の方々がいました 水着の横に浴衣&着物姿がいるのはシュールだったろうな~
そして
帰り道ではフルーツと野菜を買って帰ったとさ めでたしめでたし
結局、当初予定していた観光船も乗れず、日程を見誤ってしまいました 参加された皆様には申し訳ない気持ち 今度は平日にしよう
さあ9月はあそこに行っちゃおうかな お一人の参加も多いのでお気軽にどうぞ
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こちらよりどうぞ やり方のわからない方はお店でお教え致します