モノを生み出すひとたち
興味のあることはもっと調べたくなる 聞きたくもなるし見たくもなる 触りたくもなるし身に着けたくもなる 一緒にいたくなるし同じ行動をとりたくなる
「ひと ・ もの ・ こと」 どれにもあてはまるように思える ぼくは星野源さんとその曲 毎日聴いても飽きない これほど聴き込むのは珍しい 朝出勤のとき 夜帰宅のとき 車で聴く 家でも聴く 動画を調べたりもする このままでは彼の過去の出演作品まで見返してしまうのではないか もう恋する乙女のよう
好きだから 知りたい でも逆説的に 知ったから好きになるということもある
テレビでもその有名人がどんな苦労を重ね 家族を大事にし 友達思いで なんて過去をとりあげたられたら、その番組が終わるころにはもうファンになっている
そんなことをわかっているかのように星野源さんのCDには1曲1曲 解説がついている 「この曲は大好きなマイケルジャクソンのことを思って書いた」 とか 「車の歌を書こうと思ったらジョギングの歌になった」 とか それを読んで曲を聴くとさらに楽しめる そして誰かに話したくもなる
ものづくりをしている人はひとつひとつにいろいろな想い があって存在しない「無」から作り出す素晴らしい能力を持っている としみじみ思う
ふと いつもそういう存在と一緒に仕事をしていることに気付く 帯やきもののメーカーさんは常にいろいろなものに目を向けて生活しています インスピレーションを得るために写真を撮ったり、興味のないことにも感心を持ったり 苦労して苦労してモノを生み出す
先日の源一坊さんも柄の由来 柄の組み合わせ 意味 などを社長からお話を聞く わかりやすく楽しく話してくれるけれども、これを作り出すためにどれだけの時間がかかったのか 想いがつまっているのか が垣間見える
もちろん買ってもらうため 身に着けてもらうために作るのだが、ひとつひとつにストーリーがあり、苦労があって生まれるのだからどんなものだって愛着がある それを想像するとぼくらが安易には扱えないということ
模写してすべてを機械で作るものと違って、柄 色 またその組み合わせを考えて作り出すときは、その想いが乗っていることを考えながら相対しなければいけない
きものは決して安いものではないので、できるだけ作者の想いも一緒に知ってもらえたら と思います 色と柄だけ ではなく 風合い 軽さ それに想い ここまで好きでいてもらえたら一生大切にしてもらえる 作者とお客様のかけはしになれるような店づくりは今後も続けていきたいと思います
3月の彩蔵
春のきものパーティー開催
彩蔵初開催の「イル・チェントロ ひらまつ」
日時 : 3月11(土) 11:00~
場所 : リストランテ イル・チェントロ ひらまつ 中央区 北2条西4丁目1 赤れんがテラス
会費 : 4200円(事前にお預かりします)
締切 : 3月6(月)
2・3月に誕生月の方は必ずお知らせください
「おおば」展
今年で2回目の開催 昨年好評をいただき、今年もすでに参加予約を受けております
おおあばカラーといわれるきれいな色はおおば特製の糸で表現できる色です
礼装のイメージが強いのですが、最近ではカジュアルもステキなものが多く、
名古屋帯も人気です
日時 : 3月25(土)~27(月) ※27(月)はおおば社長が午後まで
特典 : おおば特製に糸を用いた帯締
こちらは「おおば」帯 単衣に結んでもらえる新作です
「おおば」はとても力のある帯なのできものをさらに良く見せてくれます
まだ1か月以上あるけど今からとても楽しみ♪
パーティー参加もお待ちしております
着付け教室も3月末からスタート致します