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不愛想だと言われた日

不愛想だと言われた日

先日、久しぶりに着物の食事会に参加した。

主催しているのだけれど、参加。  

ここ1年以上は、着物でお出掛けするイベントの企画のほとんどを着物姉妹のミワさんがしている。

すごく助かっている。  イベントの企画は意外にやることが多いもの。 

会場を探し、着物にあう場所かどうか、広さや食事の具合を事前に確認をする。

特に気を付けているのは、着物にあう場所かどうか。

せっかく着物を着るのに、どこにでもある居酒屋だと気分は上がらない。 椅子がきれいかなとか、お酒飲んでる他のお客さんに絡まれないかなとかも考えます。 やっぱりきれいで眺めがよかったり、特別美味しかったりするといいですよね~。  

あとは当日のアクセスや送迎の有無も考えないといけない。

そして慎重になるのは、人数の問題。  体調不良や何かの事情で急な不参加の場合はレストラン側にもお詫びをするか、こちらで負担するか  などなどある。  最近、前払いでお願いしているのはその理由。 

細かいことをあげるともっともっとある。 当日のこともあるので、それを考えたら気は抜けない。 だから、僕は食事をしないことも多い。 ほとんど席にいられないし、問題が発生などを考えるとゆっくりは味わいあえないので。。。

先日は着物姉妹が仕切ったスキーのジャンプで全国的にも有名な大倉山にあるヌーベルプースでした。

その時はちょっと気が抜けるのでご飯も食べるし、少しリラックスして皆さんと話すことができる。 楽しい2時間の会も終わり、駐車場へ移動している時こんなことを言われました

「今日の布川さん楽しかった♪」

「えっ どういう意味?」 別の方からも、「店長、いつも不愛想だもんね」・・

不愛想にしているつもりは全くない。  できれば来店されたお客さんにはひと笑顔はもらって帰ってほしいと思っている  せっかくだから仲良くなりたいと思っているのだ。

それなのに「不愛想」なのか  俺は不愛想なのか。。。

でも今日は「楽しかった」と言われた。 

なので振り返ってみる

この日は僕には何の役もなかった。 緊張も考えもほとんどない、アドリブだけでいける範囲の頭の使い方だ。 だから話すことに専念できるわけだ。 

僕だってそれに専念できれば、ある程度のことはできると思っている。 というかやってきたつもりだ。 問題は専念できるかどうかだ。

僕は仕事の中で優先順位がある。 「その順にやっていかなければいけない」といつも考えながらしている。

お客さんがいたら、電話に出ないことも多い。 (大事な電話が来る予定だったら別) 

予約のお客さんがいたらその方が優先だ。 メールを返信しなければいけないと思ったら、別のメールが来ていてもそれを先に返信してはならない。

最近は仕事量が増えてきていることもあって、同時進行の案件が多い。 メールを送ろうとアプリを開いたときに、以前から返信をずっと待っていた人からの連絡があると、先に予定していたことを後回しにしてやってしまう。

これは結構危険だ。

先にやろうとしていたことを忘れてしまうからだ。  忘れたらもう終わり。

よく部屋に行って何をやりに来たかわからなくなる、という話を先輩たちから聞くが僕の場合は、部屋に来たら別のことが気になってそれをやってしまう  例えば、床にごみがあってモップを取りに行ったら、夕方来るお客さんの着物を出しておこうとそっちをしていまう。 そのうちにモップのことを忘れる。

これが日常茶飯事だ。

そして思いだす前に次に仕事がやってくる。 「仕事はすぐその場でやりなさい」と教わったが、それをやっていたら本来何をしたかったかを忘れてしまう。

「忘れるならメモをしなさい」とも教わったが、メモをするのも億劫だ。 TODOリストが満載でやる気になれない。

で、こういうことを回避するために、「これをやる」と決めたら他のことに浮気してはいけないのだ。 浮気したらもうそれを思いだすことはない。 でミスを犯してしまう。

ここでわかったこと。 仕事に集中していることと、僕の不愛想はつながっているのではないか?

やる事が増えると焦る。 焦ると不愛想になる。 

外にいるとやれる仕事量が減るので、割と愛想はいい。 

いつでも愛想の良いひとはすごいな~。 忙しくても笑顔で仕事できる人になりたいもんです。

僕は不愛想なのではなく、焦っているだけなので、本当のぼくはもう少し、もう少しだけ笑顔でしゃべれる男なんですよ。

 

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