持っているものでコーデ
円山の道もようやく雪がなくなりました ほこりっぽい空気が舞う春になり、花粉が出てくる季節になって そうこうしているうちに夏 あっという間です
時間の経つのが速く感じるこの頃、日々過ごしている中で、毎日何かを残していかなければいけない と思うようになりました
未来の目標や理想はあっても、何かを積み重ねないとそうならないようです 「今」を大切にしなくては・・ ちょっと哲学的 これも春のせいです
「今」 といえば おしゃれの春 北海道の春は皆が開放的になる季節です 寒い冬を終え、ファッションは濃い色目からパステル系へと移り替わります 今までは使わなかった色が増えることでコーデの幅が広がり、おしゃれをした人たちが行きかう街並みも華やかになります
洋服では毎年 流行りが明確で それを追いかけるようにおしゃれをしますが、比べて流通も少なく高額な和装ではそうもいきません 毎年流行りがあって、それを着ていなければおしゃれではなければきものは廃れてしまいます
そこで、小物でのコーディネートが重要になります いかに持っているものでおしゃれをするか 小物でおしゃれをするか これを知っているだけで何通りものコーデが楽しめます
今回はそんなところに注目してほしいMちゃんコーデです
お召のきものに貴久樹の名古屋帯
帯留めはシルバー 注目は帯締め ここは3分紐を2本通しています 今の帯留めは通すところが大きめに作られていて4分でも入るよう位のものも多く3分なら2本通ります
こちらはピンクを前にもってきた場合 1色(1本)でもおしゃれですが、2本にすることでさらに洗練されます 上の写真とは印象が変わって見えてきます 紫は「格好良い」 「粋」 、 ピンクは「優しい」 「清楚」 「春」 を連想します コーデにはひとつのテーマを持ってすることも大切です
・出掛ける先 ・時間 ・先方との間柄 ・全体の格式 ・そのときの自分の気持ち などを考えてコーデすることで、きもの ・ 帯だけでなく小物のコーデも明確になります 今日は~~だからこういうコーデにした と説明できるのは格好良いですし
使い勝手の良い小物を持つ ということも大変重要です コーデにお困りの方はMちゃん(門馬)までお気軽に相談ください
着付け教室では着付ける という技術だけでなくコーディネートもお伝えしたいです
春の着付け教室の広告は24(木)にもチラシを折り込みます まだまだ募集しております この春からきものを始めたい方はお待ちしております