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振袖の撮影に同席させてもらう

振袖の撮影に同席させてもらう

先日、お客様の撮影に同席させてもらいました

普段は先生にお任せで僕が行くことはないのですが、今回は行きたかった  初来店のときにお客様のお話しを伺って、ご納得のいくような着姿になるか 撮影になるかがとても気になっていましたので

 

 

振袖の着付けは成人式、その前後の前撮りや後撮りのときにすることが大半  たまに結婚式に参列される方からご依頼されることも

 

今回は後撮り 簡単な流れは、写真館に一式を持参して訪問

ヘアセット → 着付け → 撮影 → 写真選び

3~4時間程度 

 

今回のご依頼は、着付けとヘアセット

 

セットや着付けは邪魔になりますので、席をはずし撮影から合流

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ご家族さまも一緒でしたが、まずはおひとりで

袖の下に型紙を入れて美しく映るようにしているところ

布地なのでこういう細かいところが大切です  皺はしっかりと伸ばして

 

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手の添え方  これも自然に力まずに  でもそれが難しい

 

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バックの色を変えての撮影

とても上品でした  笑顔も良かったのですが、性格が出るような優しい表情もまた素敵でした

 

 

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ポーズもいくつか変えて撮影します  僕は本職の横から撮っているのでバッグが見えています

 

この写真を見ると腰の位置が高い もちろんご本人のスタイル良さがあってのものですが、少しだけ秘密もあります  これによって足が長く、振袖の裾の柄が強調されるようにきれいにできます

 

それために、ひとつは着付け方  そしてふたつめは草履

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前・後ろともに3段の真綿入りの草履です

6.5㎝ほどの高さがあります  きものの場合は、それくらいであっても違和感はありません

 

振袖は柄が大きく、多色使いが多いのでこれくらいの高さがあると着姿は断然美しくなります

洋服と同じように足元はとっても重要です

 

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帯の結びはこのような具合に  豪華な振袖に負けないようにボリュームを出した結び方にしております  

 

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ワンちゃんとも撮影 全然暴れないし、カメラ目線もくれたお利口さんでした  コミュニケーションがとれている  うちの実家の「もも」は無理だろうな

 

そのあとはご家族と一緒に撮影  仲の良い雰囲気が伝わる優しい空間でした  こういうところにいると、自分まで仲間に入れてもらえるようなそんな楽しい時間でした  

 

お似合いだったので、脱ぐのがとてももったいなく、名残惜しく感じました また機会ある度に着ていただければ嬉しい 呉服店として、また個人的な思いとして  

 

今回は当着付け教室の講師(こちらは自分で着上げる教室)が担当しました

美容師経験もあり、着付師としても仕事をしておりますので、ヘアセットを着付けができます 着付け講師をしている分、長時間、楽に着てもらえる着付けができます

ご希望の方は問い合わせお待ちしております

 

春の着付け教室も札幌と函館で募集中です  3月下旬から随時開講致します  

詳しくは → 2018年春期 着付け教室 概要

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