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加賀友禅展を開催しました

加賀友禅展を開催しました

少し前ですが、加賀友禅展を開催しておりました

 

加賀友禅は華やかな色が多いです  きっと誰もがそういうイメージだと思います   濃い色は少ないのです  それは染めている段階でムラができてしまうためもあるそうです

 

引き染めという技法で染めていきますが、手作業にはどうしても多少のムラが出てしまいます  だから良くない ということではありません   

 

これはほかの作品にも同じことがいえます  江戸小紋は機会捺染(なっせん)だと本当にきれいに上がりますが、手染めだと型のつぎめが見えることもあります   帯もパソコンで作った柄と手描きの柄では、形が正確なものといびつなものと出てきます  コンパスを使った丸とちょっと楕円のような丸みたいな

 

これは、「味」と感じてもらえると嬉しいです  そしてこの味こそが、やわらかみがあったり、なんとなく良いと思ってもらえる理由だったりもします   余談ですが、人も同じような感じがします  なんでもはやくてバリバリしっかりと仕事する人よりも、ゆっくりでちょっとミスするけど他人にも優しい人  どっちが癒されるかと言ったら・・

 

加賀友禅に濃い色が少ないのはムラが出やすい ということもあるのですが、だからこそ濃い生地を見るとつい手を伸ばしたくなってしまいます

 

 

さて、加賀友禅は草花  古風 というイメージが強いですが、現代風の作家さんもいらっしゃいます

こちらの訪問着もそうです

 

洋服の中に入っても違和感がない そういうモノづくりも業界では流行っているのかもしれません

 

市松は昔からある柄ですが、モダンでおしゃれです まさに組み合わせの妙

 

来年も開催予定ですので気になる方はぜひみにいらしてください

 

着付け教室のラスト食事会もありました

 

写真を撮る前には、立ち方や手の位置を先生が教えてくれました

結構前に、お客様に怒られたっけな~  「ちゃんんと格好良く写る方法教えてよ」って  詳しくは触れません 怒られちゃうので・・・ これ前にも書きましたっけ

 

もう2月です  2月は着物を着てお出かけするイベントも開催しますので、お楽しみに♪

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