TOP

>

>

自慢さして

自慢さして

僕には自慢できることがある

それは新聞を読んでいることだ

小学生? なんて言われてしまいそうだがれっきとした45才だ

皆読んでるよ そんなの大人の普通じゃないの

たしかにドラマで朝ごはん中に食卓で新聞を読む、トイレで読むお父さんが必ずいた でもこれは以前のドラマだ  今はそんなの見ない

ここで質問 新聞購読率の低さをご存じだろうか

1世帯当たりの普及率の全国平均は53%  1部当たりの人口は約4名 つまり25%の購読率ということ

20歳以上の人口が1億501万人  そうなると30.3%の購読率だ

それだけでも僕は3人の中の1人に入った

それがすごいでしょ というわけではない

自慢は自己満足と言い換えられるなら、自分にしてはよくやっている ということだ

困難だから自慢したくなるわけで、僕にとって朝の新聞読み時間はなかなか捻出が難しい

たった数10分も割けないなんて時間管理に問題があるんじゃないのか?

おっしゃる通りだ  

でも言い訳をさせてもらえるだけの優しさをがほしい  

朝起きて、新聞を集合ポストまで取りに行くのはいやだ  

僕の時短への執着は結構激しい

ポットに水を入れるならトイレに行く前にしたらいいな、それなら早くお湯は沸くし  でもトイレに行く方とは逆にポットの電源があるから、水を入れて電源をつないでからトイレに行くのは10秒くらい時間が余計にかかる  トイレに行くついでにポットに水を入れて、トイレ後に戻って電源につなぐ  これなら10秒の無駄はない、でもお湯が沸くのが遅れる  一体どっちが効率的だろう みたいなことを目が覚めている間いつも頭の中で考えてしまう

こんなことを考えるようになったのは、ここ半年くらいだ   これはかなりひどい症状だと思う  昔は何も考えずに適当に動いていたのにな~ 

それを検証するのはさておいて、話を戻すと つまり、わざわざ、新聞をとりに行くだけに1Fまで降りるのは僕にとっては無駄なのだ

昔のドラマのおじさんとは違って、僕は朝食時に新聞を読まないし、トイレで読むのは嫌だ  難しい内容を読むと深呼吸をしそうだし、深呼吸はしたくない場所もある つまりそういうことだ だからわざわざ新聞をとりにくメリットはない

ちなみに、最近トイレ中に思いついて実行してみることにした 家の中を探したらちょうどよさそうなものがあり、最初はそれを利用していたがあまり使い勝手はよくない  で仕事を早く終わらせてホーマックに行って即購入したのは棚

それはパソコンを置くための棚だ  5分、10分がもったいないと感じた時、トイレでも仕事できるじゃん と思いついた妙案  これも時短の追求から起こってしまったこと

トイレにPCって衛生上大丈夫? と思われるかもしれないが、そもそもPCのキーボードはトイレの便座よりも菌が多いそうだ  だから気にしない というわけではない

それは以前から知っていたので、僕は頻繁に消毒をしている  おそらく僕のPCはきっと誰よりもきれいだ(と思う)  スマホも2・3日に一度は消毒している  一応書いておくけど決して潔癖症ではない ただのA型だ  世の中のA型の評価は下げないでほしいけど

そんなわけで新聞を読むタイミングは家を出てからとなる

家を出て車に乗る 背中にリュック、右手に新聞、左手にごみ(ステーションに持ってく) 

最初に新聞に手を伸ばすのは、道路を左折した最初の信号だ  

そう僕は車中の信号待ちで読む  会社までの10回ほどの待ち時間で読み終えることはできないけれど、7割はかたい

1面から始まる  国際的な記事、政治、経済、投稿欄ここまではなんとかいける ひと月に1度程度は自分の仕事にも転用できそうな案も掲載されている  というか僕がそれに気づくのはその位の頻度ってこと  

でも新聞の良さはそこではない 

①新聞を読んでいる と人に言える(自慢)こと・・  これは3分の1の大人なのだから誇ってもいいだろう

②老若の女性と接する僕の立派な情報源だ・・  知っておいて損する知識はない

③自分の知らない立場について・・  実はこれが一番大きい

ほんとうにいろいろな立場がある 東大に進学させた親、ヤングケアラーの学生、首相、天災にあった人、殺人者、天涯孤独な人、世界中から嫌われている人、ヒーローになった人などなどなど。。。

自分とは違う環境の人たちのことを知ることができる  これは経験とまではいわないまでも、イメージすることで、立場に立つことができる

観点が変われば考えも変わる  狭い視野だとどうしても小さな人間になってしまうので、良いツールだと思う  

さて、先日の新聞で5月から値上げをすることについての説明がなされていた  その文はとても好感のもてるものだった

値上げというネガティブな内容であるものの、これからより良い質にしていく、という前向きなものであった さすがプロの書くものは違う  と新聞を読んではじめての感覚だった  今度真似してみよう  

高校を卒業してから適当に読んではいるが、きっと自分の糧になっていることを信じて、これからも読み続けよう  

今年は時間管理をして、柔軟しながらゆっくり読めたらいいな と思う

新聞は500円値上がりするらしい  僕の時間給も値上がりするなら今まで通りでも釣り合うな

  

着付け教室予約はこちら