羽裏の贅沢をしてみては
こんにちは 昨日はクリスマスイブでした
お店が終わって帰り路 せっかくだからススキノを通ってみました
カップルが腕を組んでたくさん歩いてるかな~ 笑顔でレストランに行くのかな~ なんて想像しながら
ですが、人通りが少ない カップルいない 寒いからか 平日だからか
牧瀬里穂さんが出ていたCMのような感じではない!(山下達郎さんのクリスマスソングがかかっているあれ)
カップルはどこにいるんだ おひとりさんが多いのか
駅前通りも流してみましたが全然 ちょっと寂しいイブ おじさんたちの頃とは違うんですね
さて、先日羽織を求めていただいたお客様の羽裏が上がってきました
こだわりのブランド 一栞(いちか)の絵羽コート(羽織)です
一目で好きになって仕入れたこの絵羽ですが、もったいなくてあまり飾っていませんでした たまたま衣桁にかけていたときにお客様に気に入って作ってもらえることに
コートや羽織には袷仕立ての場合、裏地が必要です 肩裏(かたうら)や羽裏(はうら)と言いますが通常は、ある程度決まったものの中から選びます
※コートも羽織も単衣で作られる場合もあり、その時は裏は付けません 時期が限定されるので上級者の楽しみです
裏は長襦袢を使う場合もありますが、使用するのが半分でもう半分はそのまま残ってしまいます ですのでちょっとした贅沢になります
この絵羽の場合は「一栞」ですので、せっかくならとお客様に裏をオーダーにしませんか? とご提案
大半のメーカーはしないのですが、一栞は裏を作ってくれるのです 少~しお代はいただきますが、おしゃれなので。。。
出来上がってきたのが
手前が羽裏 奥が羽織生地
濃淡で上品に
柄も羽織生地にあわせています(撮影の具合で色はちょっと濃くなっています)
この裏なら、礼装にもカジュアルにも抜群にコーディネートしやすいです
はやく着用姿を見てみたい 羽裏はあまり人に見られることはありませんが、自分で着ていてテンションが上がるのは間違いありませんね♪